慶大生を自殺教唆で逮捕-交際相手自殺

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速報情報 – 随時更新

・2/23速報-検察の勾留請求を東京地裁が却下し、2月22日に渡辺泰周容疑者を釈放。任意での捜査を続ける方針
・渡辺泰周容疑者は、女子学生が精神的に不安定な状態であることを知っていた上でメッセージを送信していた
・渡辺泰周容疑者は「間違いありません」などと供述し、容疑を認めている

事件の詳細

警視庁三田署は2月21日、交際相手の女性に対してスマートフォンの無料通話アプリLINE(ライン)で、「死ねよ」などとメッセージを送信し、女性を自殺させたとして、慶大生の男を自殺教唆の容疑で逮捕していたことを発表しました。

逮捕されたのは、神奈川県川崎市中原区木月住吉町に住む慶應義塾大学 法学部3年・渡辺泰周容疑者(21)。渡辺泰周=わたなべ たいしゅう

警察によると渡辺泰周容疑者は昨年2013年11月8日午後6時~8時ころ、同級生で交際相手の女子学生(当時21歳)に対し、LINEで「お願いだから死んで」「生きてる価値ないよ」「手首切るより8階から飛び降りれば死ねるじゃん」などといったメッセージを合計7回にわたり送信したということです。

女子学生は受信したメッセージに対して「なんでそんなひどいこというの」などと返信。友人には自殺をほのめかすメッセージも送っていたといいます。

そして女子学生は翌日11月9日の午前5時ころ、東京都港区にある自宅マンションの8階から飛び降り、自殺しました。

三田署は女子学生の携帯電話の通信記録を解析するなどして、渡辺泰周容疑者を割り出し、今月19日に逮捕したということです。

また、自殺2日後の11月11日には、男性の声で「Twitterに女性が自殺させられたことを示唆する書き込みがある」といった匿名の通報もあったといいます。

渡辺泰周容疑者と女子学生は1年以上前から交際していましたが、事件前日の11月7日に女子学生から別れ話を切り出していました。それに対して腹を立てメッセージを送信したとみられています。

警察の取り調べに対し渡辺泰周容疑者は「メッセージを送ったことは間違いない」と供述。

三田署は、渡辺泰周容疑者が犯行に至った動機を調べるとともに、事件についてさらに詳しく調べていく方針です。

自殺教唆罪の法定刑
自殺教唆罪…6月以上7年以下の懲役または禁錮

渡辺泰周容疑者と被害者のLINEでのやりとり

「もうお前つまんないしお願いだから死んでくれ。」
「なんでそんなひどいこというの…」
「お願いだから死んで。」
「頼む」
「飛び降りてくれ」
「●●ちゃん生きてる価値ないよ!」
「手首切るより8階から飛び降りれば死ねるじゃん」
「なんで早く飛び降りないの?」

LINEメッセージの内容

自殺直前から現在までの流れ

事件発生直前~自殺~事件発覚~渡辺泰周容疑者逮捕までの流れ
時期 内容
2012 渡辺泰周容疑者と被害者の女子学生が交際
2013/11/7 女子学生が渡辺泰周容疑者に対し「他に彼氏が出来た」と別れ話を持ちかける
2013/11/8 渡辺泰周容疑者が女子学生に対し「死んでくれ」などとLINEでメッセージを送る
2013/11/9 女子学生が自宅マンション8階から飛び降り自殺
2013/11/11 男性の声で「ツイッターに女性が自殺させられたことを示唆する書き込みがある」などと三田署に情報提供の通報
三田署が、通報に基づきTwitterの確認や、女子学生の携帯電話の解析をするなど、捜査を進める
2014/2/19 渡辺泰周容疑者を自殺教唆罪で逮捕
2014/2/21 三田署が一連の事件を発表
2014/2/22
検察が東京地裁に渡辺泰周容疑者の勾留請求を行う
東京地裁が勾留請求を却下
渡辺泰周容疑者が釈放される

慶應義塾大学とは

慶応義塾大学

慶應義塾大学(けいおうぎじゅくだいがく、英語: Keio University)は、東京都港区三田二丁目15番45号に本部を置く日本の私立大学である。1920年に設置された。大学の略称は慶應・慶大(けいだい)など。早稲田大学と共に「私学の両雄」と呼ばれる。

出典:慶應義塾大学 – Wikipedia

関連リンク
慶應義塾
自殺教唆容疑:交際相手にスマホで「死ねよ」 慶大生逮捕 – 毎日新聞

渡辺泰周容疑者が通う大学(慶應義塾大学)場所の地図


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